色温度と黒体について
- ある物体を加熱すると、その物体を構成する粒子が振動し、その振動エネルギーが放射エネルギーとして放射されます。(黒体放射)
- 入射した放射を完全に吸収する温度放射体(仮想物体)を「黒体」と呼びます。この黒体を加熱すると、イラストのように深赤、赤、橙、黄、白、青白、青と変化します。
- ある自然光と等しい色度(P.500)を持つ黒体の温度を色温度といいます。
- 例えば光の色3000Kは、黒体を3000Kまで加熱した時の黒体の色と同じということです。
光の三原色(RGB)
光の三原色を3つ混ぜると、白色の光になります。光の色は、この三原色の合成でできています。
色温度と光の色について
色温度が高く青っぽい色の光は紫が多く、赤が少ない光で構成されています。
色温度が低く赤っぽい色の光は赤が多く、青が少ない光で構成されています。
白っぽい光は、光の三原色がバランス良く構成されています。