トルクヒンジを使用しているうちに蓋やカバーが保持できなくなる要因としては、以下が考えられます。
※前提としてトルクヒンジは使用している中で、トルク値の変化が構造上発生します。
蓋の最大モーメントに対する、トルクヒンジのトルク値が元々ぎりぎりの設定だったので、保持できなくなった。
解決策
選定ツールさスガくんを使用して、蓋の仕様を入力し、使用中のトルクヒンジが選定されるかご確認ください。
トルクヒンジのトルク値はバラつき(許容差)がありますが、選定ツールさスガくんは許容差に対する下限値で選定するため、
入力した蓋の最大モーメントに十分対応できるトルクヒンジが選定されます。
※さスガくんを使用した上で選定に問題がない場合、不具合品の可能性がありますので購入した販売店経由でご連絡ください。
- 開閉耐久回数を超えてしまった。
※振動の発生するような環境下での使用は、細かい開閉操作を繰り返しているような状況になりカタログの開閉耐久回数以下の使用状況であっても、不具合が発生する場合があります。
- トルクヒンジの内部(摩擦を発生させている機構部)に潤滑剤やオイルが触れてしまった。
解決策
新品のトルクヒンジに交換をお願いいたします。
- 屋外で使用してしまった。
- 高温環境下で使用してしまった。
解決策
屋外仕様のトルクヒンジ、高温仕様のトルクヒンジがありますので、そちらの使用をご検討ください。
その他、ご不明点があればお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。