スライド丁番のキャッチ付、キャッチなし、ダンパー付きの違いは、以下の通りです。
はじめにキャッチ付とキャッチなしの違いは、バネの有無による機能の違いです。
【キャッチ付】
スライド丁番にバネがついているため、ある角度から扉が自動的に閉まります。また、扉が閉じた状態を保持します。
【キャッチなし】
スライド丁番にバネがない機構で、扉が自動的に閉まることはありません。
閉じた状態で扉を保持しないため、マグネットキャッチなどが必要です。
またキャッチ付のスライド丁番と併用して、扉の開閉のバランスをとる役割として使用することもあります。
【ダンパー付】
キャッチ付と同様に扉がある角度から自動的に閉まりますが、ゆっくりと閉まるのが特長です。
ゆっくりとしたソフトな動きによって、高級感ある空間の演出や、けが防止など安全性にもつながります。