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  • No : 4665
  • 公開日時 : 2020/12/09 15:32
  • 更新日時 : 2020/12/09 16:38
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光源と平均演色評価数(Ra)とは:照明の基礎知識

回答

光源について 
光源の色によって対象物の色は違って見えます。これは、光源によって分光分布(波長ごとの分布)が違うからです。下の6つの分光分布は、代表的な光源のものです。光源によってどの波長が強くどの波長が弱いかがそれぞれ違うので、照らされた対象物の色もそれぞれ違って見えます。例えば、洋服の色がお店で選んだ時と、屋外や家とで違って見えることがあるのはこのためです。このように、光源によって照らされた色の見え方が変わって見える性質を、演色性といいます。
 
平均演色評価数について 
演色性を表す単位として、平均演色評価数 Ra(アールエー)があります。色の再現の忠実度を表した指数で、100に近いほど演色性が良いとされます。 基準光源と試料光源とで規定の8色の色のずれを評価し、この8色のずれの平均値です。ただし、色温度の高低差により基準光源が異なるため、色温度差のあるランプ間でRa値のみの比較はできません。Raは色の再現の忠実度であって、主観的な色の見え方の好ましさを示すものではありません。
 

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