システム32とはノックダウン方式の家具における、ねじ取付ピッチの統一基準です。

 
板材の木口から37mmのところにΦ5の穴を、32mm間隔であけておくという
ヨーロッパを中心に世界的に使用されているシステムです。　
 

 
 
ヨーロッパの家具金物メーカーでは「システム32」の規格に準じたさまざまな製品が開発されており、　
スガツネ工業でも対応製品を数多くラインアップしています。　
ハンドルの場合、32mm・64mm・96mmなど、取付ねじピッチを32の倍数にすることで
「システム32」に対応させています。
 

以下に、「システム32」に対応している家具金物の一部を紹介します。
 
スライド丁番　
・マウンティングプレート（取付座金）の穴ピッチが32mmの製品　
 
スライドレール　
・アンダーマウント型レール RUN-PS2　
・アンダーマウント型レール 2020　
・スライドレール 711　
 
ハンドル　
・ZL-2003型
・XLA-HA型　
・XL-JSR型　
・PXB-GR09型　
・14-3812型　
・XLA-HA-CM型　　
 
締結金具　
・キャビネット吊金具 IT6342　
 
棚ダボ　
・スライドピン棚受 IT2598-15　
・スライドピン棚受 IT1200-1100　
・棚受 IT2600型　
・棚受 IT2597　
・棚ダボ SS-307型　
・棚ダボ SS-310型　
 
上記のように「システム32」に対応した板材と家具金物を使用することで　
部品選定や取付作業を省力化できます。　
ヨーロッパを中心としたシステムですが、日本の家具金物の開発にも広く適用されています。　
「システム32」の金物については、スガツネ工業にご相談ください。