棚柱の取り付け間隔は2本使いか4本使いかによって考え方が異なります。
どちらも明確に何mmピッチが良い、という指定はありませんが以下をご参考に、取り付け間隔を定めてください。
棚柱2本使いの場合(棚受も同様の考え方です)
壁面の下地(間柱・鉄骨)に応じて、取り付け間隔を定めてください。
※日本の建築では、455mmピッチが多い傾向にありますが、該当しない場合は、壁面側にきちんと下地が入っている箇所に取り付けてください。また、棚柱の取り付け間隔が広すぎる場合、棚板側がたわむ可能性がありますので中間に棚柱を追加することをおすすめします。
棚柱4本使いの場合
同じ面で隣り合う棚柱の間隔は、目安として400~450mmとしてください。
※キャビネット内で使用されることを想定しています。また、しっかりとねじを効かせられる板に取り付けることが重要です。
こちらも棚柱2本使いの場合と同じく、棚柱の取り付け間隔が広すぎる場合、棚板側がたわむ可能性があります。
状況に応じて中間に棚柱を追加することをおすすめいたします。
どちらも、下地の無い面に取り付けてしまうと、強度不足によりカタログ記載の耐荷重を満たさなくなる恐れがあります。
棚柱は、耐荷重に耐えられる強度を持った壁面に取り付けてください。